2016.9.28 「テイルズ オブ ゼスティリア ザ
クロス ♯12感想」
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最終回で描きたいネタがあったんですが今やや余裕がございませんので
手持ちのライラでお許しください。
ヘルさん最初出てきた時ウルト○マンくらいありそうだったのにいざ至近距離で見るとそうでもないのは大量の穢れのせいで大きく見えてたんでしょうか。
トリックアートか。
戦闘中の動きと作画が凄すぎてヘルダルフのマシンガントークにいまいちついてけませんでしたが、「人を浄化する際に相手が穢れた経緯を読み取る」設定は大地の記憶がないかわりにここで活かされるんですね。てことは今後ヘルダルフを通じてカムランやミケルさんの話が出て来たりするんでしょうか。
サイモンちゃんは♯0でフラグを振りまいていった割に何もしてないな。
「お前さんにはまだ、やってもらいたいことがある」
デゼルって「お前さん」って言うっけ。「お前さん」はザビーダのイメージだったんですけど。デゼルが無意識にザビーダの真似をしてるんだとしたら風天族可愛い。
アリーシャが生きていてくれて本当に良かったです。アリーシャの独白もその後のスレイとのやりとりも胸が熱い。ゲームでもアニメでもスレイとミクリオが世界に出るきっかけをくれたのはアリーシャだもんな。
スレイが「最初に会った人間がアリーシャで良かった」と言っていましたが、それは口にしなくともミクリオにとってもそうだっただろうし、人間の愚かさを嫌というほど見てきたに違いないライラやエドナにとっても心の琴線に触れることだったのではないでしょうか。グレイブガント盆地のど真ん中に寝かせておくなよとは思いますが。せめて屋根のあるところに入れたって!
スレイが寝ているアリーシャを見守ってる間、天族メンバーは治癒術でもかけてたのかな。
とはいえ「無駄な血が流れないよう、政治の道で戦っていく」「オレもアリーシャの力になりたいから従士契約しよう。いつだって一緒だ」の流れはよく分からないですけども。導師と従士契約することでそれに類する何らかのメリットがあったっけ……。従士契約することで従士の動向をある程度認識できるとか、通信できるようになるとかなら、まあ流れとしては分かるけど特段そうではないですし。
あらゆる辛いことを乗り越えて自分の行くべき道を定めたアリーシャに、彼女が信じた天族たちの声を聞かせてあげたいってことだったのかな。でもそれだったら「いつだって一緒」とか言わないですよね。分からぬ!
それは置いといても「マオクス=アメッカ」の真名の通り笑顔のアリーシャで締める演出は本当に素晴らしかったし泣いた。
彼女が慕ってくれる部下を亡くし自国の兵士に刺され悪意に晒されながらも天族を信じ、信念を貫き通そうとした身を削るような努力があの形で少しでも報われたんだと思うともう言葉になりません。本当に良かったねアリーシャ…!!!!
あの後ミクリオやライラやエドナと何の話をしたのか気になります。
「ライラ様! なんて凛々しくお美しい…! まさに『湖の乙女』でいらっしゃいますね!」
「まあ、アリーシャさんほどではありませんわ」
「エドナ様! 可憐な天族の方なのですね。お目にかかれて光栄です」
「見上げた心がけね。世紀の美女と呼びなさい」
「ミクリオ様! こんなに綺麗な方だとは…。マーリンドへの道中スレイからミクリオ様のお話を聞いておりました! お菓子作りがお上手で負けず嫌いで寝起きが悪いんだとか…。初めての遺跡探検の時にうっかり罠を踏んでふたり揃って落ちた話も面白かったです! それからあと(以下小さい頃の話を延々とされる)」
「スレイ、ちょっと来い」
みたいなあああぁああぁあああ〜もう夢が広がるな!!!!!!!
最後のランドン師団長の乱入でスレイさん激おこぷんぷん丸でしたが、こんなにキレやすかったかなアニメのスレイさん。と思ったけどわりと初回からキレる片鱗は見せてましたね。主にイズチでのvsルナールでミクリオがバックをとられた時。
ちょっと前の回まで落ち着き払っていたのにこれだけ激情に駆られてるのは、自分の意見をしっかり口にするとこといい愛情表現が大袈裟なとこといい、アニメの主人公らしく視聴者が感情移入しやすいようにしているんですかね。
ヘルダルフの「人間がある限りこの地の穢れは無尽蔵。終わりはないぞ」に連なる台詞を受けて、導師にも当たり前のように人の業としての穢れが生まれるんだということを身をもって体感させるという意図もあるのかもしれません。
ただ、ちょっと意外でした。何が意外かって、ライラを押しのけるとかどう見ても正気じゃないスレイをミクリオが体張って止めなかったことが。
「やめるんだ、スレイ!」ってただ見てるんじゃなくて、てっきり羽交い締めにするかぶん殴って引っ張り戻してくれるんだと思ってた。
ミクリオに夢見すぎてる自覚があるので以下はあっさり聞き流していただきたいんですが、ミクリオなら必ずスレイを止めてくれるという謎の信頼がある…。
ぶん殴って胸ぐら掴んで揺さぶってでも「スレイがスレイじゃなくなること」から引き戻してくれたり分かち合ってくれたりすることにミクリオの男らしさというかミクリオらしさがあるのではないかと思っています。
ミクリオが折れない限りスレイは何度落ちかけても必ず立ち直る。そしてミクリオは折れないし諦めない。だからこそCP云々の話を抜きにしても、ゼスティリアという物語の根幹のひとつに「本来異種族であるふたりの確固たる絆」が存在しているんじゃないかなと勝手に想像しております。
ミクリオが落ちることなんてあるのかな。
かつて「ミクリオの鋼メンタルが折れる日が来るのか」というテーマで延々議論したことがあるのですが
戦場に放り込まれてドラゴン化したミクリオに天族を喰わせて
せっせと世話してた災禍の顕主こと黒スレイさんの元から
ある日何かの拍子にもとに戻ったミクリオが逃げ出し
スレイを何とかして助けようとモブ導師と契約して対峙するけど
モブ導師を目の前で嬲り殺され黒スレイさんに押さえつけられて
ドラゴンになってる間にイズチの天族達を喰ったことと
その時の彼らの死にざまを耳元で淡々と聞かされたりしたら
さすがのミクリオもどうだろうか!
そんで心を失ってスレイの望む時だけ儚げに微笑む人形みたいになったミクリオに手を差し伸べて「おかえり、ミクリオ」ってにっこり笑うんだぜ黒スレイさん超こえぇ!! えげつねえ!! 魔王!!! という結論っていうかただの妄想に落ち着いたんですけど今考えるとそのシチュエーションすら跳ね飛ばしそうだから怖いです。
とはいうものの、アニメのミクリオはスレイを信頼しきってる感じだからこれでいいのかもしれません。
2期で闇落ち待ったなし展開になるのを今度こそミクリオが掬い上げるのかな。じゃなきゃいくら「導師は孤独」とはいえ天族メンバー何もできてなさすぎだもんな…。人間を中心に動く物語だからそう感じるんだろうか。
スレイはレディレイクを救いマーリンドを救いドラゴンパピーと化したロハンを救いエドナに希望を与えアリーシャの心も潤したけど、肝心のスレイがたった独りだったら、どれだけ彼が「天族と人が仲良く暮らせると信じてる」って言ってもなんか、虚しく響いてしまう。
だからこそ、戦場でミクリオ・ライラ・エドナが「僕らの力は微々たるものだけど」って言いながら庇ってくれた時にはめちゃくちゃ嬉しかったです。
にしてもアリーシャと別れるシーンで手を振る導師一行が息止まるくらい可愛いし(ミクリオがミクリオ様って感じの手の振り方してる…)
「きっとろくでもないこと考えてるぞ」「同感ね」のエドナとミクリオが姉弟みたいで超キュートだ~エドナとミクリオとスレイで三姉弟チックなやりとりするのをもっと見たい~イジワルな姉と天然タラシな弟に挟まれて真ん中はいつも大変。
ともあれ毎週劇場版かと思うほどのクオリティで好きなゲームを愛をこめて描き出してもらえたことに心から感謝を申し上げます。
放送を見る度に胸を締め付けられては膨らませられジェットコースターの如く振り回されては急降下し、釈迦の掌の上で踊らされる孫悟空さながらでしたが
それがこの上ない幸福でした。2期がまた楽しみです。
そして毎度長々書き連ねて来た感想をわざわざ時間を割いて読んでくださった、このページにお越しの皆様本当にありがとうございました。お蔭さまで道端で叫んで人間としての尊厳を地に落とさずに済みました。
マイペースに書きたいものを書きたいだけ書き散らしてまいりますので、今後とも何かのついでにでも覗いていただけますと幸いです。
2016.9.23 「テイルズ オブ ゼスティリア ザ
クロス ♯10、11感想」
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♯10と♯11を立て続けに見たせいで息も絶え絶えですし2017年に2期制作決定と聞いて今後も眠れぬ予感。2期本当に本当におめでとうございます!
●♯10
とっくの昔にリアルタイムで♯10を視聴済みの友人から「ミクリオがエドナをナンパしてた」と聞いててミクリオがなん…ナンパ!? 一体どう転んだらミクリオがエドナをナンパする展開になるんだ!? と恐る恐る観たら全然ナンパじゃなかったよまた騙された!!!!!!!!!!!!!!
「手をつないでてあげようか?」はどう見てもゲーム本編でダムノニア美術館に行った時ミクリオが「幽霊が怖いなら手でもつないでてあげようか?」って言われたやつの意趣返しー!
1期がクライマックスに差し掛かるにつれて事前にある程度内容を把握しておかないとショックで翌日使い物にならないんだから誤解を招く表現およびネタバレはやめていただきたいです!
「導師は人間の浄化をする際穢れを引き受ける」というゲームよりもさらに重い設定に震えを禁じ得ません。
せっかくスレイと共闘できるようになったのに「導師は孤独」という事実を突きつけられるミクリオの表情も切ないし相手の穢れが生まれた経緯を淡々と語るスレイは感情を閉ざす前触れみたいで、なんか、こう、とてもキツい。
ていうかせめてそのリスクは導師契約の段階でさわりだけでも説明しておいてくれてもいいんじゃないだろうか。まあそれどころではなかったけども。下手すりゃクーリングオフの対象ですわ!!
あたたかい箱庭だったイズチから出て人間の哀しみや愚かさや導師として守りたいものを守ることの難しさに触れるスレイと
負の連鎖を起こさないために(それが正しい手段かどうかは別として)暗殺者であるロゼを引き入れてまで専守防衛を貫こうとするアリーシャ、そしてふたりを支えるミクリオとロゼっていう感じでしょうか。
「人の業と向き合う」というのがベルセリアとクロスする本来の意味というか意義なのかな。
アリーシャ・ディフダ殿下イケメン問題が爆誕していたけどスレイもアリーシャも迷いがなさすぎメンタル強すぎで逆に怖いです。
猛スピードで走る馬が小石につまずいただけであっさり体勢を崩すように、完全に心を折られる日が来るんじゃないかと。でもミクリオの心が折れない限りきっとスレイの心は折れないですね。
ていうか奈須き○こ先生に調教されてるufoさんがこのまま手をこまねいているはずがない。ちっとも安心できない。
あと地味に「そこがアリーシャのいいところだろ?」って言ってくれるミクリオが本当に好きです。ちゃんと見ていてくれるのだなあ…。
ミクリオは誰かが真摯に、一生懸命に、必死で取り組んであがいている姿を衒いなくありのまま見守って汲み取るんだと思います。たぶん、スレイが眠ってからもずっと。
だからこそゲーム中でサイモンには冷淡だったのではないでしょうか。そしてそれは、「人と天族が共存する」上で一番重要なことであり、スレイは人間の、ミクリオは天族の、それぞれの理想の姿勢を体現しているんだと思うと、あくまで妄想の範疇ではあるのですが凄く凄くこみ上げてくるものがある。
以上、いつにもまして駆け足ではございましたが♯10の感想です。
●♯11
ミクリオとエドナはいつの間にこんなに仲良くなったんだ! 前回まで「『君』じゃなくてエドナよ」とかいうやりとりをしていたというのに!
ツッコミの必要性を感じたミクリオが常にツッコミの機会を窺うべく常に隣にいることにしたんでしょうか。あと天族組は荷台に乗るのが好きですね。スレイさんの中にいた方がスレイが体力使わなくて済むだろうにどうしたんだ。
「アリーシャのことは好きだ」
スレイさんが人の好き嫌いについてはっきり言うのはなんか…珍しいですね。戦争に対するスタンスといい、アニメのスレイははっきりくっきり自分の意見を持っている気がします。
きむりょボイスも相まって「好き」というある種爆弾ワードにも一向動揺せず「導師の立場を支持する」と仰る姫様超かっこいい…。この、ふたりの間に甘い雰囲気が生まれようがない硬派なところ大好きです。徹頭徹尾「夢のためにそれぞれの道を行く戦友」なんだなとしみじみ感じ入
ミ ク リ オ の 謎 ポ ー ズ は 何 事 ?
シリアスな流れを即座にぶった切るミクリオのスリーピース(多分)。スリーピースって呼んでいいのかすら不明な謎極まるポーズにリアルに「どうした?」って声が出ました。
昭和か? 昭和なのか? 演出担当や作画担当が昭和の人だったとしても一応人目を惹く容姿をお持ちの水の美少年様に相応しいポーズなのかそれは? ミクリオの言語センスおよび振る舞いのセンスがおかしいことは割と知っていましたが今、改めて知った。何てこった…一秒たりとも目が離せない…。
予想を覆す男ミクリオ…。
そのうち死語を交えたハイソでナウいヤングな会話をし出してスレイさんに突っ込まれるかもしれない。本人は(おそらく)真剣なだけに笑っていいのかどうかすら分かりません! 笑ったけど! イケメンになりきれないイケメン大好物なのでどうかそのままで行ってください!!!!
ミクリオのとんだセンスに頭持ってかれましたがそのあとのスレイとミクリオのやりとりはこれまた胸にずんと落ちます。
「ミクリオは、あれだ。感傷的になってるんだ」って言うあたりに、スレイの腹を括った様子が垣間見られるのがなかなか辛い。ミクリオの方が揺れ動いているように見えるのは、スレイが感情を抑えようとする分、ミクリオが喜怒哀楽を表に出すという現象の片鱗かな。人の浄化の仕組みを知った上でお互いにどう思っているのか、どう進むべきだと考えているのか、一言も相談したりしなかったんでしょうか。マーリンドで地道に水を浄化している間に何か話したのかもしれないけど。
「戦争を無事止めることができたら、遺跡探検に行かないか」
あかんて工藤、それフラグやでぇ!!!! 可愛いモブ女子の登場といいフラグ立てまくらんといてー!!
そしてあえなくグレイブガント盆地にて戦争勃発。セルゲイさんが出てきてくれて個人的にはとても嬉しいです。
ロゼとアリーシャの共闘は、上手いたとえが思いつかないですが、まるで映画のようでした。よく見たらアリーシャは相手に怪我をさせないよう、柄とかで攻撃してるんですね。
アリーシャを刺したハイランド兵が勇者ヨシヒコのメレブみたいとか思っててすみません。10月から勇者ヨシヒコの新作放送ですねそういえば。
一方軒並み浄化を終わらせた導師サイド。
「戦争を…終わらせたんだ! 凄いよ!」
いつもは張り合ってるのに、こういう時は一番最初に駆け寄ってきて素直に褒めてくれるミクリオさんマジ正妻。
満を持してとうとう災禍の顕主のご登場ですが、まだ姿が見えてないのでヘルダルフとは決まった訳じゃないんですよね。ヘルさん出すならその憑魔化の経緯も丁寧に描かないといけないだろうし、2期で果たして終わるんでしょうか。
なんにせよ毎週毎週心臓を鷲掴みにしては持ち上げ叩き落としてくれたアニメが一旦終わってしまうのはちょっと、いやかなり寂しい。2期放送までグッズ販売や各種イベントでつないでくれるんじゃないかと思うので、それを楽しみに今日もせってと生きて参ります。
次回予告で天族にとって重要な真名までいじり倒されるミクリオ不憫可愛いって書こうと思ったんですがすでにゲーム中の「しりとりんぐ」のスキットで微妙にいじられてましたね! ライラに!
2016.9.8 「テイルズ オブ ゼスティリア ザ
クロス ♯9感想」
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さあゼクロスです。毎回神回なんですけどその中でも燦然と輝く神回の場合は何て書けばいいんだ。天照大神回とかか。
全然消化できてないんですが♯9のポイントを挙げますと
・ミクリオの2度目の寝顔と3度目の憑魔襲撃をありがとうございます
・行動をともにするミクリオとアタックはん
・ドラゴンパピーVSウロボロス
・ライラのやや不穏な発言
・アリーシャちゃんの髪型チェンジ
・これまでの神依の中でも最も気合いの入った水神依の演出
・次回予告でイチャイチャ最高潮
です。もうこれで本日の日記を終わりたい。♯9が与えた衝撃を余すところなくお伝えするには私の語彙力および表現力ではあまりにも力不足です。なんかもう見てくれとしか言えない。見て。そして感じて。
しかしそれでは道端で叫び出しかねないので健やかなる消化のためにも少々お付き合いください。
●衝撃1:数度にわたるミクリオの寝顔と憑魔の襲撃
ufoさんはどんだけミクリオの寝顔が好きなんだよ!!!!!! ♯2での寝間着姿も含めれば3度目の所業ですよ!! スタッフさんに問いただしたい。天族に睡眠欲がない設定は一体どこへ行ったのかと。なぜ人間組の方が寝てる描写が少ないのかと。現実で寝顔や寝起きを晒して喜ばれる男はイケメンアイドルくらいではないのかと。ミクリオはアイドルなのかと。
ミクリオがスレイに感化されすぎて生理的欲求に忠実になるあまりすぐ眠くなっちゃうお子様なのか、もしくはufoがミクリオの寝顔を描きたいとしか思えない。そのうちミクリオのプライベート写真集とか出そう。あ、もう出てた…(※ufotable cafeのランチョンマットケース)。
木の憑魔を追い払った後にミクリオが「だけどあれで浄化できた訳じゃない」と言ってますが浄化できてなかったのか。前回虫憑魔が吹っ飛ばされた時の演出から考えてもてっきり浄化できてるんだと思ってた。
憑魔といえば3週にわたって憑魔に襲われいちいちピンチに陥る描写を描いてくださってありがとうという気持ちしかございません。諸君、私は戦う受けが好きだ。
あれだけの狼憑魔の群れを一蹴してボロボロになりながらも幼馴染の窮地に駆けつけるミクリオ様超絶男前。
●衝撃2:ミクリオとアタックはん
アタックとミクリオの組み合わせが来!!!た!!! 可愛い!! マスコットを肩にのせて歩くとかただでさえ魔法少女っぽいのにまた魔法少女度を上げて!! しかもアタックはんの方から惚れこんでくれた!
「いくらミクリオはんでも言えんよ~」
この短期間のうちにそんなこと言えるだけの関係性をいつ築いたんだアタック…。上品な美人なら男でもいいのか。それともミクリオに優しくされて参っちゃったのか。導師や憑魔だけでなくノルミンまで虜にするとはさすがミクリオさんです。
誰か止めて。この天族の魔性の美少女っぷりを止めて。嫉妬したエドナにますますイジメられてしまうわ!
「ライラはんとミクリオはん、どっちも選べんわ~。こんな綺麗どころに囲まれていい男、いやいいノルミンはほんま罪やな~」
「謹んでお断りしますわ」
「選ばれても困るんだが」
「ねえ勝手にミクリオ候補にしないで」
「導師はん目が怖い」
ってことにならないだろうか。あとアタックが「お若い天族みたいやのに」と言ってますが天族同士だと一見して相手の年齢がだいたい分かるんでしょうか。ミクリオが赤子同然なのバレバレやないかい!
●衝撃3:ドラゴンパピーとウロボロスの怪獣大戦争
CG効果も相まって四方八方どこから見ても東○の特撮映画。ロハンさんもウーノさんもまだ特に言及されていませんが、次回登場するんでしょうか。残りの話数から考えても地の主の説明をしてる暇はなさそうだけども。
●衝撃4:ライラの不穏な発言
「スレイさんはまだ憑魔化した人を浄化したことがありません」
そういえば導師になってからまだ一度も人相手に戦ったことがないんでした。これはもしや戦争にもつれ込むフラグか。浄化の意味や穢れについてもスレイに考えさせたということは、戦争の段階でベルセリアとまた絡んだりするんでしょうか。べ…ベルベットが飛び込んできていきなり喰らい出すとか。
●衝撃5:アリーシャちゃんはセクシー担当
髪! 髪を後ろで結んでる姫様かっわええええ!!!!!!! スレイと再会した時の腰つきも何だかエロい。
●衝撃6:水神依
作画といいBGMといい神依に至るまでの演出といい何もかもに心がうち震えました。
多分ゼスティリア未プレイで♯9が完全なる初見だったとしても
このワンシーンだけでブルーレイの購入を決めたと思う。
「そんなのとっくに」「知ってるって!」はもちろんのこと
蒼穹の十二連の時の台詞を一言一句ゲーム版と同じにしてくれた配慮には感動を禁じ得ません。
このアニメを手がけてくださったスタッフさんにとって水神依が…というか
「スレイとミクリオが隣に立ってともに戦う」ことがいかに特別か、そしてそれを
いかに大事にしてくださっているかが恐ろしいまでに伝わって参ります。凄いな。本当に凄いよ。
ふたりの間の絆があまりにも強固すぎ眩しすぎて、スレミクというCP名で呼ぶのすら妥当でない気が常にしています。なんかこう、おふたりとかご両人とか言いたい。圧倒的なものの前では言葉など何の役にも立ちゃしませんよ…。
後生ですからどなたかスレイとミクリオの関係を的確に一言で称し讃える単語を発明して欲しい。そして辞書に載っけて欲しい。舟を編んで欲しい。
秘奥義でもないのに一撃でドラゴンパピーを倒せるおふたりは150Lvとかなのかな!?
あとスレイさんが「ミクリオが近くにいるのがわかる」と仰っていますが、これはミクリオの加護を感じ取っているということでファイナルアンサーでしょうか。
これまたある意味凄い。ちっちゃい頃はこんな感じだったに違いありません。
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●衝撃7:イチャイチャが過ぎる次回予告
次回予告を観ていたと思ったらカップルの聞くに堪えない会話を茶の間にお届けされていた。
何を言っているのかわからねーと思うが(以下略)
いやあ…ぐうの音も出ないほどのイチャイチャでした…。前のシーンで男同士のかたい絆を見せつけてくれたと思ったら一転これですよ…本当に油断ならない…。
全国のイズチファンを震え上がらせた予告でしたが腐女子でない友人は無反応だったので
世間一般から見ると別にイチャついてないのかもしれません。もしくはあまりのイチャつきぶりに呆れ果てている可能性もある。
でもどう考えても開口一番同性の幼馴染に「怪我してない?」って優しく尋ねるのはおかしいし「手、擦りむいてる」はどうかしているのでは!? その人ちょっと前のシーンまで生身でドラゴンパピーの攻撃を避けまくってましたけど!? 多少手を擦りむいたくらい蚊にさされた程度にしか感じてないと思いますけど!?
前の流れと続けるなら「お前のお陰で倒せたよ、サンキュ」「全く、僕がいないとダメだね」「そういうこと言うなよ〜」とか肩を抱いて憎まれ口叩き合うもんだろ普通は!!!!!!!! 普通がなんなのかよくわかりませんがこういう時のお約束は!!!!!
エドナちゃんが割って入ってくれなければ延々延々予告終了まで、いや予告終了してからもカメラの回ってないところでイチャつき続けてたに違いないので世紀の美女様々です。
エドナといえばミクリオが駆けつけてきた時の「何よ…あの子が…?」という反応から考えても
ミクリオがいない間にスレイさんが散々ミクリオについて話したに違いなく
話の内容から年嵩で強そうな天族を想像していたのに満を持して登場したのが
いかにもチョロそうなボーヤだったということに少なからず驚いたのか、もしくは下記の通りではないでしょうか。
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2016.9.1 「テイルズ オブ ゼスティリア ザ
クロス ♯8感想」
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ゼクロス♯8。我ながら毎度毎度感想が長すぎるので削減のためにピックアップして書こうと思ったんですが、一体全体どこから書けばいいのか分かりません。
いついかなる時でも萌えどころと泣かせどころを思いがけない方向からぶち込んでくるufoさんのゲリラ戦法には歯が立つ気がしないですよ…。
ええとどれから行こうか。やっぱりレイフォルクサイドからかな。スレイとエドナのやりとりだいっっっっすきなのでもっとやって欲しい。
ベルセリアとクロスしていることだしアイゼンさんもちょこっとくらいは出てくるかなぁなどと呑気に構えていたらがっつり過去の回想シーンを出されてのけぞりました。おまけにこのタイミングでアイゼンを殺しにかかるザビーダ兄貴。
「やっぱり導師なのね」
この台詞、ゲーム版にありましたっけ…。一目見て導師だと分かるということは(天族と行動を共にしている人間が珍しいにしても)歴代導師の誰かを見たことがあるということかな。
エドナとザビーダが口を揃えて「世界中回って探したけれど、ドラゴンになった天族を戻す方法はない」と言い、ライラが「浄化は不可能です」と断言しているのに、それでも「殺したくない」というエドナの想いを汲んでアイゼンに立ち向かうスレイさん。この諦めたくない精神、まさに主人公。
地兄妹にはまんまと泣かされたんですが、エドナとアイゼンの凄いところは
天族には血縁関係がないから文字通りの兄妹ではないはずなのに
どこからどう見ても兄妹以外の何者でもないところだと思います。
それで言ったらイズチの皆やスレイとミクリオもそうだし
よくよく考えればロゼと風の骨のメンバーもそうなんですけど
「血の繋がりがなくても家族以上に家族になれる」というのが
ゼスティリアの好きなところだー。
理屈や常識の問題じゃなく、全くの赤の他人とでも確固たる絆を作り上げられる。なんて素敵なんだ。
エドナとアイゼンは容姿もそっくりだけど、これはアイゼンがエドナを「妹」と強く認識したからアイゼンの方から近くなっていったのか、それともエドナが「お兄ちゃんに愛される妹でいたい」と願ったからアイゼンに似ていったんでしょうか。それともその両方なのか。
一方その頃ガラハド遺跡でせっせと探索に励んでいるミクリオ君ですが水の中で息できるんでしょうかこの子。遺跡に入った後も全く濡れてないので蒸発させたのか、あるいは水の影響を遮断する天響術を使ってるのかな。
ミクリオが神器の弓に触れようとすると、背後から忍び寄る虫憑魔×3。
前回も憑魔らしきものに襲われてたしやっぱりミクリオには憑魔を惹きつける何かがあるんじゃないでしょうか。美味そうな匂いがするとか。
しかも長々と尾っぽを引きずる二重の意味でいやらしい形状をしております。
アリーシャの時といい美少女(年)に虫たからせるのがお好きなんだろうかufoさんは。「フェノミナ」かよ(※美少女に蠅や蛆虫がまとわりつくホラー映画)。
私も大好きですしミクリオが犯られる!! とシリアス回であるのにもかかわらず気を揉みまくっておりましたが一般的には褒められた趣味嗜好じゃなくってよ! 自重してください! いややっぱり自重しないで!!!!!!
でもアリーシャちゃんの時と違ってミクリオは本当に怯えませんよね。
自分じゃ太刀打ちできないかもしれない、もしかしたら殺されるかもしれない相手に対しても抗うことを諦めないミクリオの鋼メンタルはいったいどこから出てくるんだろうか。
でもゲーム中、対メーヴィンの時にはジークフリートの弾として
平気で命を差し出すから、やっぱり自分自身がどうというより
「スレイのために生きたい」んだろうなと思います。
悠久の時を生きる種族なのに、生まれてからたった17年だか18年だか一緒にいる相手に自分の全部を捧げているという事実に何度も打ちのめされる。
でもスレイさんはミクリオが自分のために殺されたりしたら激怒では済まないっていうか闇落ち待ったなしだと思います。さっきから「思う」が多い。
余談ですがとある作家さんが記事で書いていた「文章で使わないほうがいい言葉トップ5」に「思う」がランクインしていました。まあ躊躇なく使いますが。
「スレイには僕がいないと…!」
ゲームプレイ済の人間にはいかにスレイとミクリオがお互いを必要としているか強く強く伝わってきますが、アニメだとまだミクリオがここまで言えるほどの描写がないような気がいたします。
確かに急に導師になり急にドラゴンと邂逅し急にレディレイクの人々から祭り上げられ急に悪徳政治家に利用されかけと怒涛の急展開ぶりに幼馴染が心配なのは分かりますが、誤解を恐れずに言えばミクリオが「僕でなきゃ」と躊躇なく思えるほどの明確な材料が見当たらないというか。それとも自分がいなくなるとスレイさんが慌てふためいて大事なマントに水こぼすようなポンコツに成り下がることを知っているのだろうか。それはそれで大問題だ。
他にもザビーダの「エドナ」呼びとか(「エドナちゃん」じゃないんだ…)ぐいぐいパーソナルスペースに食い込んでいくスレイさんとか(き…基準はミクリオなのか…)あっさり姫抱きとか(幼馴染で慣れていると思われる)手を握って照れるスレイさんとか(アリーシャの時は普通だったのになぜここで照れるんだ)地の神殿のBGMだー! とかミクリオのサクチラとか何だかんだ言ってスレイを庇ってくれるザビニキとかスレイの考えを尊重してくれるライラとか次回予告で急にはっちゃけだしたエドナ様とか突っ込みどころがそこかしこに転がってて拾いきれないくらいなんですが、次回マーリンドに行くのかな。
ミクリオは「ドラゴンを追う」ということ以外スレイの居場所を知らないだろうにどうやって追いつくのか。しかも追いついたところで仲間が一人増えていて、かつ彼女はさっさと陪神契約してると知ったらどうするんでしょうか。
愛する夫のために出張先でお土産どっさり買っていそいそ帰宅したら家に愛人がいたみたいな。何その修羅場。
ていうか弓で普通に浄化できるようになっていたけどどういうことなんでしょう…。天族も使えるのか。それともミクリオだけが特別なのか。人間の祈りを力に変える天族である以上、スレイとの間に尋常じゃない友情と愛情を築いているミクリオなら特別な力を振るえるような気がしなくも…ない…。
「僕も憑魔と戦える!」って意気揚々と合流→ドラゴンパピー相手に弓だけでは歯が立たない→神依で対抗するしかない! で水神依に至るとかだろうか。全く先が読めません。あとロゼやルナールが放っとかれてるのも気になるので、早いとこ回収してあげてほしいです。視聴者のために。