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2017.1.5 初春のお慶びを申し上げます

明けましておめでとうございます。

正月休みから解き放たれそろそろ現実に舞い戻ろうかという時期にのこのことご挨拶にやってまいりました。本年ものたりのたりと続けて参りますので何卒よろしくお願い申し上げます。

皆様2017年の幕開けはいかがでしたか。

私は三が日関係なくみっちり仕事したり挨拶回りをしたり大晦日に作った鍋を3日かけて消化したり

前職の同僚に冬コミ初参加の感想を聞いたり森博嗣のエッセイを読んで

森氏の相変わらずの奇人ぶりにひっくり返ったりしておりましたが、その合間に

あーやさんからリレー小説の原稿もらって黒エドミクの話で盛り上がったので幸せです。新年早々この萌えをおすそ分けしたいくらいだ!

 

カラバリスレイ×ミクリオも普段スレイが表に出さないようなふつふつ燃え滾るような欲望というか黒いものが具現化するようで想像すると心も身体も震えるんですが、黒カラーといえばエドナ様もいらっしゃるではないか。

 

エドナ様が妖艶に、かつ獲物を追い詰めるような目で「ワタシの可愛いミクリオ。素直なアナタが大好きよ」ってミクリオを顎クイでもしようものなら性癖にぶっ刺さって1週間くらい抜けないと思います。

 

よくよく考えれば、ベルセリアの展開からすると多分エドナ様はゼステPT女性陣の最年長なんですよね…? 最年長のお姉様がパーティーの天族最年少を気に入ってちょっかい出すなんて、こう、胸の奥がなんだかもぞもぞします。

しかもそんな、エドナから見たら赤子同然の坊や(達)に希望を見出すんだもんなぁ…。凄いよゼスティリアは…。

 

普段のエドナ様は何だかんだいって弁えておられるのでからかっちゃいけない時には手加減するしミクリオに対しても一目置いていると思うんですが、黒カラーになった途端容赦も手加減も一切せずミクリオを徹底的に追い詰め篭絡しようとするんじゃないかと妄想すると私はもう。

 

あ、私は絶望的な窮地の中でも絶対に諦めず抗うミクリオが好きなんだな…。新たな自分(の萌え)を発見することから始まる2017年。

 

ゼクロス2期の前に自分なりのスレミク観というかゼスティリア観というかスタンスをちょっと整えてから余裕を持って観たいです。

ああ楽しみ!

2017.1.9 「テイルズ オブ ゼスティリア ザ

クロス ♯13感想」

また心臓を締め付けられる日曜日がやってきますね! ニコ生だと「『テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス』14話上映会」「第2期1話コメンタリー」って書いてあるんですけどなんで「14話」と「第2期1話」で表記揺れがあるんだろ。

 

まあいいですよそんなちっちゃいことは!  2期が始まったという事実にくらべれば吹けば飛ぶよな些細なこと! いわばビル風に舞うゴミ!! 

 

既にBlu-ray DVDのCMでちょっと泣きそうでしたしまさかこの段階でもうミケルさんが出てくるとは思いませんでしたし

ライラがミケルさんを様づけであるところにどきどきしますけど言い方が完全に昔彼とは色々あったけど私は元気ですみたいな印象です。なんでそんな台詞にしたし。

 

なぜか原っぱのド真ん中であからさまに怪しい仕入れ交渉をするロゼ。個人的にロゼの商人としてのプロ根性が好きなのでもっと交渉していただきたいです。

ていうかレッドセージを買えるのかと。ゲームであんなに薬草集めまくった苦労はなんだったのかと。

 

ゲームプレイ中にミクリオがお宝察知で教えてくれるのにさんざ無視してはまた戻って取りに行って「さっき教えただろ!!」「あ〜ごめんごめんボーッとしてて〜」みたいなやりとりを妄想したことを思い出します(誤ったサポタレの使い方)。

 

アニメ内でちょこちょこあるエドナ様のセクシーショットですけど草が手足に当たってちくちくしないんでしょうか。

エドナは下に布を敷くタイプだと思ってました。それこそミクリオのマント引っ張って下に敷きそう。凄くやりそう。

 

そして仲間のチンピラを呼び分かりやすくボコられフラグを立てる相手側商人さんです。

ロゼ+エギーユはともかく後ろから見てるスレイさんやフィル・トルがいるのに何で囲もうと思ったの? 青いシャツの兄ちゃん達は取るに足らなさそうだからセキレイの羽のふたりを袋叩きにしてから始末するかって思ったの? その兄ちゃんレディレイクでパルクール披露したり家の屋根ぶち壊したりするパワータイプだから喧嘩売るのやめといた方がいいよ!

 

「これぐらいは手伝ってやっても構わねえ」

 

デゼルがツンデレに! デゼルがツンデレに! ロゼのスカートめくりをするようなお茶目な面を見せたかと思ったらこの急速なデレ! 急転直下のデレ!!

ゲームとアニメで一番キャラ変わってるのはやっぱりデゼルじゃないでしょうか。

 

 

 

セキレイの羽の団欒も嬉しいです。なんてことない食事シーンが丁寧に描写されてるのが本当に好き。

スレイさんは試練神殿のかわりに地道に鍛錬を重ねて導師としてレベルアップしていく感じなのかな。少年ジャ●プ系主人公みたいだ。

 

「我はすべての穢れを受け止め、赦しを成す」

 

ゼクロス世界の「浄化」は相手が苦しんでいる負の感情をありのままに受け止めて、赦しを与えるという意味なんでしょうか。え、ジーザス・クライスト?

スレイがますます人間でない何かになっていくような気がして身震いします。端的にいえば神に。

 

でもスレイは全能の神じゃなくて、導師であるとしてもあくまで一人の人間なのに

絶え間なく湧いてくる穢れを背負うという役割を望まれていることが腹の奥にずんと来ます。神でなければならないのに♯12で見せたような危なっかしさも持ち合わせているというのが後半どシリアスな展開を予感させて心が痛いです。

 

ていうか「赦し」についてググってたら「『許し』は(存在しているかのように思える)罪を許すこと、『赦し』はもともと罪なんてなかったと気づき、憎しみの連鎖を断ち切ること」って書いてあってどうあがいても導師じゃんと思いました。勘弁してくださいGoogle先生とマタイの福音書。

 

 

 

inラストンベル。一瞬だけ出てきた凱旋草海にテンションが急上昇したのは私だけではないはず!

今回は検問に引っかかるシーンはカットのようです。ラストンベルってこんな盛えてたっけ……? まあマーリンドの時も第2の都市になってたし規模が大きくなっているのかもしれません。

相変わらず座って上から見てる天族達がいかにも「天族」っぽくて可愛い。

 

さて待望のメーヴィンおじさんご登場。1期の時は全体の尺の都合でメーヴィンのくだりはカットされるんじゃ……と気を揉んでおりましたが揉み損です。かっこいいオヤジ枠はいくら増えてもどんとこいですよ!

 

かっこいいオヤジ枠でいえばザビーダ=人間の時のヘルダルフ(見た目)≧メーヴィンなんですがお茶目で空気を読まずここぞという時にかっこいいオヤジは本当にいいものだ……。私はザビニキが三枚目を装ったぐうかっけえオヤジだという認識を譲りたくない……。

 

ぐっちゃかツインズに興味津々なイズチのおふたりが見られて嬉しいです。でも手袋してるとはいえ商品として持ち込まれたものを勝手に触るんじゃありません!

あとセルゲイさんの貴様呼ばわりが新鮮です。誰かに導師を連行してこいと命じられたようですが次回明らかになるのかな。教会上層部でしょうか。

 

スレイさんの「説明してもらえる?」の言い方が凄く…いい……。そこはかとなく怖くて。ただならぬ感じがして。

 

 

メーヴィンが骨董品をスレイに見せてるシーンで、天族達がわざわざ人から見えない小部屋にいることにちょっと打ちのめされました。なんでそんなとこに。

ぐっちゃかツインズの蘊蓄をミクリオにもちゃんと聞かせてあげてほしいって思うのは私がミクリオ贔屓だからだろうか……。それともどんな時でもスレイさんはミクリオをいないことにはしないんだっていう先入観および夢があるからでしょうか。

 

天族との共存っていうからにはぶっちゃけミクリオに限らず天族達に一歩引いていて欲しくないのが本音ですが、アニメは人間達の葛藤や個々人のエピソード(ライラ&ミケルとかエドナ&ザビーダ&アイゼンとかロゼ&デゼルとか)を掘り下げるというのが方針としてあるんだろうなと思います。

方針は方針、個人の感想は個人の感想ですのでゆるゆるお読みください。

 

結局一緒に飲んで本音ぶちまけてるセルゲイさんほんといいキャラ。職務と生真面目な生き方の板挟みなんだよなぁこの人も。ゼスティリアの好きなところのひとつは皆ままならない現実の中でもがきながら生きてるとこです。

 

 

OPは今期のも凄く胸に染みわたります。ミクリオ・ライラ・エドナがいるのはラストンベルかな。スレイが登場すると背景が砂嵐からぱあっと広がる美しい雪景色(?)に変わるのがとても素敵。

 

あとコメンタリーで他のキャストはあだ名呼びなのに一人だけ「おーさか君」って言われる逢坂さんちょう不憫可愛い。

2017.1.17 「テイルズ オブ ゼスティリア ザ

クロス ♯14感想」

こんばんは。ノロにかかってました。

ポケモンGOにも「シン・ゴジラ」にも「君の名は。」にも縁がなく流行に後れること山の如しだった私がようやく流行に乗りました! やったね! 何がだ。

かかるのは数年ぶり2度目なんですがあれですね。人間というものは身に降りかかった悲劇を綺麗さっぱり忘れるものですね。ごめんノロ、君のこと二度と忘れないよ……。

 

すっごくどうでもいい話から入りましたが萌えどころ満載の♯14です。

 

今日の萌えキャラ:セルゲイ・ストレルカ氏。

 

騎士団長ともあろうお方が酔い潰れた翌朝花束を抱えて謝罪に表れるというラブコメを絵に描いたような展開です。しかも赤面率半端ない。

何を隠そう、特に隠しもしませんが私は赤面が大好きで、好きなキャラが赤面してくれるなら

照れだろうが羞恥だろうが風邪による熱だろうが媚薬の効果だろうがただの泥酔だろうが何でもいいくらいなのでこの赤面には食いつかざるを得ません。

ていうか前回のあの上から目線は一体何だったんだ。

 

しかもセルゲイがスレイを呼ぶ時は「スレイ殿」なのにスレイは最初から「セルゲイ」って呼んでてどんだけ打ち解けてるんだ! さすが人懐っこさに定評のあるスレイさん! と思ったら

その後に「セルゲイさん」って呼んでて呼称が混線してました。距離を詰めたり詰めなかったり忙しいな!

 

さて司教の死についていぶかるセルゲイさんと騎士団員その1。

まああれだけ風の骨が派手に立ち回ったんじゃ病死扱いには無理があると思いますがあからさまに司教と組んでたっぽい黒髪ポニテのあんちゃんが重々しく尋ねます。

「火葬の準備は進んでいるのか」

マーリンドに並んでた墓の感じだとグリンウッドでは土葬が主流のようですが、

死体を掘り返されて検められたりしたら困るから証拠隠滅のために骨も残さず燃やそうぜってことなんでしょうか。

青嵐騎士団って設定資料集に名前だけ載ってましたね。こういう細かいところを見せてくれるのがとても嬉しい。

 

 

聖堂近くにできた穴は「憑魔のせい」じゃなくて「穢れのせい」と説明するんですね。セルゲイの前で普通に天族の力を借りてるけどそれはいいんだろうか。あの一夜でセルゲイを信頼したってことなんでしょうか。どんな一夜やねん。

スレイさんの人を見る目ときたらマジ千里眼。社会人パロだったら人事部とかに勤めたらいいんじゃないかな!?

 

「僕達、地下ばかり這いずってないか?」

「導師ったってこんなもんさ」

 

ゲーム本編のスキットで地下道や抜け道へのロマンを語ってた男ふたりの発言とは思えません! ゼクロスのふたりはなかなかはしゃげませんね。

それとも下水道的な場所はまた別なのかな。パニックホラー物では定番の舞台だというのに。

 

「それもこれもスレイのせいだ」

 

おっと急に矛先がスレイに向きました。世の漫画では「あんたのせいだからね!」がツンデレヒロインの立派なフラグ立て台詞だと知っての所業か!(セルゲイ口調で)

毎回浄化にミクリオが連れていかれるのは地下水に穢れが溜まっているせいなので順当だと思うのですが、

その事実を差し引いても快く来てくれてた付き合いのいい幼馴染が「君のせい」なんてどう見ても意味なくつっかかりたいとしか思えない台詞。

「へー。どの辺がオレのせいなの?」って具体的に聞かれたら困る癖に!

 

しかもスレイさんもミクリオの気持ちを了解済みと見えて「そうかぁ?」とかおとぼけになってやがります! つまりこれは双方知った上でのじゃれ合いです。

視聴しているこちらは「しばらくロゼと一緒にいたからお互いになかなか話せなくて、その鬱憤を晴らしてるのかなあ…可愛い…」などとほっこりできますが

突然恋愛遊戯に巻き込まれたセルゲイにとってはたまったもんじゃないでしょう。セルゲイさん完全に置いてけぼりですよ自重して!

 

ミクリオはロゼとの朝食の時は「呼ばれても見えないんだからしょうがない」って言ってましたがセルゲイさんには普通に挨拶するんですね。

ミクリオが「こんにちは」って言うのは珍しいような気がします。「ごきげんよう」は分かる。「おはよう」と「おやすみ」も分かる。「おはようスレイ」って笑うシーンがありありと浮かぶ。でも「こんにちは」はうまいことイメージできない。仮にイメージできたとしても幼女相手に目線合わせて微笑みながら優しく「こんにちは」って声を掛ける様しか思いつきません。

 

……は! スレイ以外の他人に対して気さくに挨拶するっていうイメージがないんだなミクリオに。

あとセルゲイさんに「穢れを含んでるから危険」って言うくらいならもう最初から地上に置いて来たらよかったんじゃないかな。

 

 

次回はペンドラゴに舞台が移るんでしょうか。最後にデゼルが飛び込んでったのは多分ペンドラゴですよね。

デゼルは何をしに行ったんだ。司教を暗殺したはいいけどグレンはもう戻ってこないし奥さんも救われないかもしれない→俺がやってやる! って何をやるの? 司教の犯罪を青嵐騎士団が隠蔽しようとしていることは知らないのでは? それともグレンの口封じに関わった司教側の人間を突き止めて根絶やしにするということ?

 

今後ロゼが従士契約する展開に至る道筋が全く想像できませんがアリーシャが従士契約したことだしロゼも契約するんでしょうきっと。多分。おそらく。

でもロゼ自身が神依することはなさそう。あくまで神依するのはスレイだけで、ロゼとアリーシャは人間としてやれることを探しそう。

 

EDも恐ろしくかっこいいです。斜め下からのアングルと色の塗り方がめちゃくちゃ好きですがEDというよりは「開戦だ!」って感じがするので視聴後にアドレナリンが収まらない感じはします。

 

予告のエドナとミクリオの漫才からのスレイのボケに萌えに萌えに萌えに萌えて

今冬一番の大寒波なぞ屁のかっぱですよ! 超可愛い! どうあがいてもエドナお姉様に弄ばれるボーヤ可愛い! もう私の冬はどっか行った! 常春! 常春の国!!

常春の国といえば『パタリロ!』の97巻に他作家さんからの寄稿が掲載されてるんですが、丸木戸マキ先生のバンコランとヒューイットが心臓飛び出るほどイケメンです。おかしい……二人ともホモとロリコンのド変態なのに……。

 

パタリロ世界にイズチ二人がいたら容姿も中身も美しい少年しか相手にしないバンコラン少佐にミクリオが120%目ぇつけられるし、目が合った美少年をことごとく惚れさせる眼力(※超能力)が効かなくて少佐が落ち込むと思います。

とっくの昔に茶髪のイケメン幼馴染に身も心も捧げてますからね! しょうがないね!

2017.1.24 「テイルズ オブ ゼスティリア ザ

クロス ♯15感想」

感想に入る前で恐縮なんですがゼスティリア2周年おめでとうございました!

 

ゼステに出会わなければ生まれて初めて同人誌作ることもグッズ買うことも

約10年ぶりにちゃんと同人活動することもサイト作ることもスレイとミクリオの関係に名前がつけられなくて頭を抱えることも

毎週アニメをドキドキハラハラで待つこともなかったでしょう。おかげで人生設計が狂いました。

世間的な評価がどうあれ多数のスタッフさんが丹精込めて作り出したキャラクターや世界観をお借りして好き勝手に妄想することが果たして「好き」の表現の仕方として合っているのか、

キャラ間のたとえようもない絆の解釈を常々試みてはいるがダイヤの如きそれをただの消し炭にしているんじゃないのか、今流行りのNISAでもやって富豪になって関連商品買い占めた方がよっぽど彼らにとっていいのでは? と考える日もありますが、一ファンとしてずっと愛していることには変わりありません。

そう思うことで二次創作してる負い目が払拭される訳じゃないんですが。

 

ややセンチメンタルな気分に浸りつつ♯15なんですけどおおおおおーう……。天族のガチ戦闘シーンが超かっこいい…。ufoの真骨頂…。OPのカットはここなんですね!

 

エドナちゃんが微動だにせず表情すら変えずボコボコ地面隆起させて攻撃したり防いだりする演出好きー。動き回るのは前衛の仕事だもんな。エドナ様は動かない!(ジョジョ風に)

ライラもデゼルもほとんどその場から動かず戦ってるのにミボだけわざわざ杖構えて飛び込むのは普段から肉弾戦に慣れてるからなのか、それともライラやエドナに匹敵する力がまだないからなんでしょうか。

 

ていうか前回の最後でデゼルの向かった先が高い外壁に囲まれてたので、てっきりペンドラゴに行ったのかと思ったら普通にまだラストンベルでした。お恥ずかしい。あと「このままだとデゼルが穢れに取り込まれる」って言ってるけどなんで穢れに取り込まれるんだろ。

騒動が一段落した後、ロゼとの関係を話してくれるデゼル。まだ風の骨の暗殺稼業のことはスレイ達には知らされないんですね。先代頭領の死について明かす段階で一緒に明かされるんでしょうか。デゼルが「あいつは俺が望む以上のことをやってくれた」ってやや意味深な台詞を残してるし。

 

セルゲイの拘束についてはゲーム本編でアリーシャが拘束されたのを彷彿とさせます。しかしいくら団長同士といえど他の騎士団の団長をボコにした上捕らえたりして暴動が起きたりしないんだろうか。あとスレイさんの強かさと政治力に目が眩みそう。

エドナ様がややお怒りですが、人前で天族の力をバンバン見せたりしなければ早速導師とバレることもなかったのでは?

 

「目の前の穢れを浄化し、憑魔による災害を防ぐ。それはとても大事なことだと思う。ただ、導師の役目はそれを続けることだけではないように思えてきたんだ」

スレイはハイランドとローランスの争い、水面下で動く思惑、ヘルダルフとの邂逅、それにミケルの迷いを受け止めているんだなあと思います。

ライラも目を輝かせてたけど、やっぱり先代導師の想いを掘り下げてくれて、それをスレイが汲んで答えを模索しているということに胸が熱くなる。

 

「哲学や理よりも大事なことがある。自分に正直に生きること。正しいことは正しい、好きなものは好き、うまいものはうまい」

スレイの「それがメーヴィンの哲学なんだね」という返しが素敵です。「哲学や理よりも大事なものがある」「それも哲学だね」みたいなね! 哲学というのが何ともいい。哲学のいいところはあくまで個人的であり、絶対的正義が存在しないとこです。ただたいていの場合、互いの譲れない哲学のぶつかり合いで軋轢や悩みが生まれるんですが。

 

 

「僕は何があってもスレイについていくよ。それが、今の僕に正直に生きるってことだから」

 

ミクリオがこの台詞を言ってくれた瞬間震えのあまり私の中に塚というか記念碑というか金字塔というか、何かそんなものが打ち立てられました。やばい。凄い。凄い台詞。

 

ミクリオってあんまり自分自身がどうしたいかって言わないじゃないですか。

スレイを含めて他人の心中を推し量ったりたしなめたり今後の行動を示唆してみたり力不足を痛感して「自分なりにできること」を探したりはするけど、自分自身の欲求を表現することってほとんどないじゃないですか。特にスレイに向かって。

 

私、前に「ミクリオの行動は基本的に『スレイのため』で、自分の考えがないから苦手」と言われて、違うそうじゃないんだ、スレイの隣にいてスレイを支えると決めたのはミクリオで、

スレイと同じく世界の遺跡を見て回りたいと望んだのもミクリオ自身で、そこに至るまでにおそらく何度も葛藤があっただろうし、

最初はまだ漠然とした夢だったかもしれないけど旅の過程でさまざまな経験をして、自分なりに咀嚼したり折り合いをつけたりして改めて幼馴染の力になりたいと考えたんだと思う、

そしてそう決意したことは他の誰でもない、ミクリオの意志だよ。それをあまり表に出さないから異様に献身的に見えるだけであって! と熱く返してドン引かれたことがあるんです。

 

だからこそ、アニメ版で「自分の心に正直になった結果がスレイについていくこと」だと明確に口にしたことに意味があると思うんですよ。ありがとうテイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス。おおいに妄想が含まれてますけど! このサイトの半分以上は妄想でできてますけど!

その後なぜかエドナに振るところも可愛い。

 

「素直じゃないなぁ、エドナは」

 

言い方がスレイさんの「素直じゃないなぁ、ミクリオは」と一緒であることに密かに萌えました。伝染ってる伝染ってる。

 

従士契約すると声が聞こえる設定なんですね!? 便利だな!? スレイさんはその便利機能を知らずに契約したと見ましたがじゃあ何で1期最終回のタイミングで契約したんだろ。

声を聞くのは導師から一方的にアクセスする感じなんでしょうか。プライバシーもへったくれもあったもんじゃないな。

 

スレイがローランスにいる間、アリーシャがどういう風に何と戦っていたのかはもっと知りたかったので描いてくれて嬉しいんですが、アリーシャは「従士」という立場をどうとらえてるんでしょう。

 

「私も強くなる。従士として、姫として」

 

スレイとアリーシャが互いの影響を受けて成長する展開はとても胸を打ちます。

スレイはアリーシャにとって希望の光だったしアリーシャはスレイにとって広い世界に導いてくれるきっかけになった人だろうし、道は違えどそれぞれのやり方で信じる夢と理想を追う、いわば同志だと思っています。ミクリオは相棒でロゼやアリーシャは同志。

だからかな。少年漫画的なかっこよさを感じるのは。

 

次回予告のデゼロゼは和みますね! でもまだ声しか聞こえないデゼルにずばずば幼少時の細かい経験を言い当てられたら正直怖いと思う。

2017.1.31 「テイルズ オブ ゼスティリア ザ

クロス ♯16感想」

♯16です。因縁のコナン皇子登場でざわつく風の骨。

「悪いな」

「何をいまさら」

信頼し合ってるからこそ別行動できるイズチ組本当かっこいい。

でもデゼルにこう……力ずくで追い払われる可能性は考慮してるんでしょうか。前回の天族大戦争を見てるといくらなんでもミクリオ一人じゃデゼルにかなわない気がするけど。

「あのデゼルって天族にミボ一人じゃ役者不足だと思って。ワタシがついていってあげる」

と思ったらエドナちゃん様キターーーーー!!!!!! 何だかんだ言ってミボの保護者してくれる面倒見のいいエドナだいっすきなのでこれは嬉しい!! ミクリオのいないところでこんな会話が繰り広げられてたんでしょうか。

あんまり見ない(ような気がする)エドナ&デゼル&ミクリオの3ショットも嬉しい! ついでに言うとデゼルのヤンキー座りも嬉しい! でも導師と主神だけにしておく方が危険なんじゃないかな!? 戦力的な意味で!

 

一方その頃馬車の中でグルードマンと話し込んでいるスレイ。もっとツンツンした人かと思いきや戦争に対する考え方とか普通に打ち明けるんですねグルードマンさん。

 

「いるんだよ。殺されてもいい奴ってのは」

「殺されていい奴なんていないと思うけど」

 

エドナはアイゼンのことを考えてるのかな。デゼルとエドナで真っ向から意見がぶつかるのを見るのは多分初めてなんですが、こういう風に互いの信念が衝突する瞬間が好きです。

同じ天族であっても何に向き合って何を感じてきたかや誰と共に歩むことを決めたか、つまり何をどう積み上げてきたかでまるきり違う価値観を持っていて、

それは人間だろうと天族だろうと他の種族だろうと何も変わりないんだということが改めて身に染みます。

だからこそ、自分の中でどう答えを出すか、それを信じられるかが重要視されているんだと思いますが。

 

スレイだけじゃなくてミクリオも馬に乗れるんですね! イズチで練習したんでしょうか。ハイランドゴートだけじゃなくてもしかして馬や牛もいるのか。ますます迷宮入りするイズチの農業事情。

スレイもミクリオも弓扱えるし流鏑馬とかできるのでは? 超かっこいい。描き下ろしイラストに流鏑馬を所望したいです。

 

ミクリオに動物を上手く扱える印象がないんですが、それは犬に吠えられたりウリボアにたかられたり(※スタッフ本)牛に追いかけられたり(※夏コミのDJCD)してたからであって

アニメ版のミクリオだと普通に手なづけてるのかもしれません。スペック高いな! でも傍から見たら誰も乗せてない馬が暴走してるだけのように見えるのでは!?

 

「ミクリオの声が聞こえた」

 

従士とテレパシーできるんなら陪神の声も聞こえるんだろうなと分かるんですけど、♯9でミクリオの気配を感じ取ってたスレイさんのことですから二人の絆のなせる業とか言われても多分納得すると思います。

 

コナン皇子は何でこんな辺鄙なところに引きこもってるんだろうか。後ろ暗い取引だから国のど真ん中でやる訳にはいかないってこと? でも仮にも一国の皇子があからさまに人里離れた城でこそこそしてたら逆に目立つ気がしますが。

 

そして出ました偽エリクシール! まあさすがにミクリオが飲む描写はないよね。知ってる知ってる。ゲームのポリゴンだから何とかなってましたがufo絵の美麗ミクリオが「体が熱い……」とか言い出したら色々だめだと思う。全く今考えても慎重なのか無鉄砲なのか分からないよミクリオは。

 

しかしスレイさん、いくら急いでいるからといって置手紙はど……どうなんだ……。逃げたと思われて追っ手がかかったりするのでは?

あとスレイさん一人で馬に乗っている間ライラとミクリオはスレイの中に入ってたんでしょうか。一頭の馬に三人は乗れないよね。

「スレイ! 早く乗れ!」ってミクリオがスレイさんを後ろに乗せてかっこよく馬で駆ける夢みたいな展開が来ないかなと思ったんですけどさすがに夢でした。

 

「導師って大変ね」

ロゼのこの言葉はほとんど皮肉ですね。「届かない理想」=スレイの望む世界、ってことなんだろうしなあ。先代団長が届かない理想を掴もうとしたために育ての親を失ったロゼは内心複雑だったんでしょう。

 

次回予告。グリンウッドでは氷はあまり手に入らないんでしたっけ。平安時代みたいに氷室に貯蔵しておくんでしょうか。

そしてなんでこういう男子高校生ノリの時すぐ女子言葉になるんだスレイさんは! 可愛い! まあミクリオは罰ゲームレベルじゃないと女子役なんか絶対やってくれなさそうですけど。

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