2017.2.5 誰よりも余計なことを
2017.10.4 夏の終わりをつれてくる
約2週間ぶりに自宅に帰ってきたらまるで他人の家の敷居をまたぐようですこんばんは。
帰りに岡山を通ったので桃太郎につらつら思いを馳せていたのですが、よく考えなくてもきびだんご一つで命を賭した旅に出るなんて犬猿雉は大丈夫かと思います。
彼らの世界ではきびだんごの価値がべらぼうに高いのか
やりがい搾取のブラック雇用契約なのか、はたまたそれとも合理的に動く訳ではないのでしょうか。動物だけに。
ていうか桃太郎の唱歌の歌詞を調べていたら1番は
「桃太郎さん桃太郎さん お腰につけたきびだんご ひとつわたしにくださいな」
とか何だか和む感じじゃないですか。3番まではそうなんですよ。
でも4番5番になると急に
「そりゃ進めそりゃ進め 一度に攻めて攻めやぶり つぶしてしまえ 鬼ヶ島」
「おもしろいおもしろい のこらず鬼を攻めふせて 分捕物をえんやらや」
桃太郎怖すぎ。いきなり攻められて皆殺しにされる鬼の心中を慮りたくなります。
ただの快楽殺人犯やないけぇ!
帰ってくるや否や仕事漬けで大騒ぎなので本日はこれで失礼いたします。
ギャンブラー風衣装のザビーダがドツボすぎて描きたいけどしばらくお預けです。
●重版未定 2巻(川崎昌平)
主人公(編集者)がエロ漫画誌で局部修正のバイトをするくだりがあるんですが、そこの編集長が「修正はお上のためにやってんじゃねえんだ! 思春期のガキどものためにやってんだよ! 隠すと見たくなるだろ!? そういう妄想力のある修正じゃなきゃダメなんだよ!」って怒鳴るシーンに度肝を抜かれました。
「妄想力のある局部修正」っていうのが衝撃的すぎてもう。
●うれしい悲鳴をあげてくれ(いしわたり淳治)
ショートショート+エッセイ集。やや説教くさいのもありますが、SFだったりオカルトだったりまるきりファンタジーだったりオチが予測不可だったり面白かったです。
個人的にはタイトルにもなっている「うれしい悲鳴」が一番好きでした。これは小説でないと書けないという気がします。表現媒体が数え切れないほどある中で「小説にしかできないこと」を堂々やってのける小説大好き。
●SMAPと、とあるファンの物語(乗田綾子)
SMAPの5人(6人)のジャニーズ事務所入所から解散までの軌跡を、一人のファンが自身の人生と照らし合わせながら綴ったもの。著者はSMAPに直接会ったことはなく、TVやインタビューでの発言を通して振り返っています。
だからこそ愛が込もっていて、50年連れ添った夫が妻にあてたラブレターを読んでいるような不思議な気分です。過剰ではなく、しかし確かな熱を持って伝わってくる。
私はSMAPファンでもなんでもないどころか芸能関係には恐ろしく疎いのですが、そんなたわけ者でも読了後にSMAPのことが好きになりました。
もっと早く読みたかったな。でも解散後だからこそ出版されたんだろうし、痛し痒しです。
●チャーリーとチョコレート工場(2005)
ティム・バートン版。映画を観たことなかったので観てみました。ダールの原作に比べて毒気は少ない気がしますが、テンポ良くてめちゃめちゃ面白かったです。やっぱり平田さんの吹き替えもいいし何より極彩色の工場が素敵。
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2017.10.20 それぞれのトリックオアトリート
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お久しぶりです。モブミクアンソロの作業に一区切りついたので出て参りました。
アンソロについてはPixivのサンプルページをご覧ください。
すっっっごっっっくて一人で先に読んでいるのが本当に勿体ないので心して刮目すべき。
OfflineにテイリンのスペースNoを追記しております。き77bです。端っこです。
お願いしていた売り子さんが来れなくなっちゃったので当日は私一人でせっせとアンソロを頒布します。さ、寂しい。
個人誌も漫画2冊をもっていく予定ですが『健康で文化的な〜』の下は現段階でテイリンで出すのは厳しいかと思います。すみません…。
かわりに無配か薄い新刊を作る予定ですのでお越しになる方はどうぞもらってやってください。
時にこの間オタ友の先輩が「ノーベル賞並みの発見をしたの」と急にタイムリーなLINEを送ってきたので一体どんな発見なんだと思ったら
「可愛い顔してても相手に対する執着が強い方が、攻めになる傾向があることに気づいたの。個人的に」
それは確かに今まで気づかなかった自分の嗜好に気づいたという意味では衝撃だろうけども!
ノーベル賞はともかくとして自分もなぜスレミクに考えが至ったかと考えると、スレイのミクリオに対する執着が恐ろしく強そうだと感じたからだと思います。
ミクリオもスレイに対する執着度は高いだろうけど、あの人はスレイのためだと思ったらたとえ本人が何言おうと聞く耳持たずに身を引いちゃうからな。
どんなにスレイが「お前がいいんだよ!」って迫っても「気の迷いだろ」とか「スレイは世間知らずだから」とか言うんですよ。良かれと思ってしてることなのにすれ違いMAX。
しかし私はミクリオのそんなめんどくさいところを最高に愛して愛して愛しているのです。
あれ…でもザビミクは違うな。執着心とかいう問題じゃないな。
「新たな世界を見せてくれる大人が攻めってのもいいと思うの」
わあそれだそれ! ザビーダ兄貴は三枚目ぶった魅力的な大人の男だし天族と人間の共存の難しさも可能性も知ってるので
何かとミクリオを気にかけてくれると思うんですよ。考えすぎたり悩みすぎたりするミクリオを引っ張りまわしてくれるに違いない。
そして前にも書いたかもしれないんですが私は普段誰かのメンタルケアを担当している人のメンタルケアをしてくれる人が凄く好きです。
とうらぶとハイキ●ーとフリスピを嗜む先輩とは全くジャンルが被ってないのでお互いググりながらトークするんですが、とても楽しいです。
深夜のオタトークは盛り上がるなぁ! しかしやりすぎると寝られなくなります。
2017.10.28 吸血鬼はお尋ね者
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ザビミク吸血鬼パロの最後の話(の1話目)を小説のところにUPしました。
ザビーダに恨みを持つ男がミクリオを狙う話です。前の2つの話よりだいぶ長くなりそうなので、全体を3分割して順次上げていきます。年内には全部上げられるはず。
最終的にザビミク+モブミクでどっちもR18が入りますので苦手な方はご注意ください。
どうしてもエドナちゃん出したかったのと、スレミクの場合ミクリオを傷つけられたらスレイさんが即ブチ切れるのは容易に想像がつきますが
ザビミクの場合どうなるんだろうなぁと思いながら書いています。徹頭徹尾ドリーム。全く周りが見えていないというか無我夢中というかもはや五里霧中ですが妄想って楽しいですね!
周りが見えないといえば、選挙に台風にGPシリーズと日本列島を嵐が駆け巡っている感凄かったですね。皆様大丈夫でしたでしょうか。
うちの周りは避難指示が出る寸前でしたが何とかなりました。
あと投票に行ったら説明してくれた若いスーツの職員さんが尋常でなくしどろもどろで、こっちが助けてあげたいくらいだった。彼は大丈夫だっただろうか…。
今現在スマホが壊れてるので代替機を使っているんですが、カメラの性能が凄いんですよ。びっくりするほどはっきりくっきり写るんですよ。毛穴まで覗けるレベルですよ。当たり前だと思われるかもしれないのですが私にとっては当たり前じゃなかったんですよ!
なぜなら前のスマホは機種が古いせいなのかなんなのか、残像かと思うほどブレブレでインスタ映えなど程遠かったんです。こんなにブツ撮りができないなんて才能じゃないか、逆に。と自分を慰めることはや数年、ようやくスマホで写真を撮れるようになりました。
凄い! これがスマホの本気か! 初めてPS4でゲームやった時と肩を並べるほどの感動!
よーしこれで私も憧れのキラキラ女子になれるに違いない!
と胸ときめかせていたら友人が
「スマホで綺麗な写真撮って上げてるからキラキラ女子なんじゃなくて、キラキラ女子だから写真撮るんだよ。根本的にキラキラじゃないお前は何してもキラキラ女子じゃない」
うるせえ。